破産に至るまでの経緯は悲惨な経験そのものです

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借金をする人は往々にして複数の金融機関から借金をするものであります。なぜなら、最初は1社からの借金だけであったけれど、返済できずにべつの金融機関から借りなければならなくなるからです。そうなると返済できずにどんどん借金が膨らんで破産することになります。

僕の友人の母親がそうでした。ただし、理由は夫の借金が原因でした。

夫が残した借金を返済するために、借りては返しを繰り返していたのですが、母親の収入だけでは対処できずに破産したのです。

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友人は私と同じ高校に通っていたのですが、朝の3時頃から新聞配達のアルバイトをしていました。

僕と同じテニスサークスだったのですが、いつも穴の開いた靴下をはいていたので、どうしてかなと思い、彼のテニスシューズを見ると穴が開いていたのです。テニスシューズは高価なものなので、買い替えることができなかったのです。

当の父親は借金を残してすでに家を出ていました。どこにでもある話なのですが、友人の母親にとっては、いやいや友人にとっても悲惨な話です。

破産するまでには葛藤があったようです。街には信号機が数本しかないような田舎町なので、家庭内のことが近所中にほとんど筒抜けになります。個人情報などないに等しい街に住んでいます。そのため、友人の母親は破産などすればご近所から白い眼で見られると思い、長いあいだ悩んでいたようなのです。

なぜ複数の金融機関から借金をするのでしょうか?

父親が残した借金は数百万円でした。それが破産する直前には、1500万円になっていました。これは金利のせいです。1社から借金をするほうが精神的に楽ですし、金利の面で返済が楽になります。

ところが、多くの人は複数の金融機関から借金します。なぜなら、1社から借金をするより、複数の金融機関から借金をするほうが、返済日が違っていた場合に返済しやすいというメリットがあるからです。

(もちろん小手先のメリットですが)ただ、限度額があるため、その方法にも限界があります。限界をこえると破産することになります。破産の前に債務整理という手段もあります。

借金返済が苦しくなった場合、借金をひとつにまとめることもできます。複数の金融機関から借りるのではなく、ひとつの金融機関の借金として整理するのです。金融機関のまとめローンは審査が若干緩くなっています。

ですが、借金というのは返しやすくなったとしても、収入が増えなければ、あるいは生活費が減らなければ、いつまでたっても完済することができません。お金を貯めようと思っても、いつもマイナスからのスタートです。

友人は借金のあることを大学の学費を振り込む直前になって伝えられました。友人は大学進学をあきらめ、自分も働いて借金を返すことを決断したのです。高校卒業して10年後にも派遣社員として働いていました。その後は連絡も途絶えて、何をしているのか分かりません。

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