「のぼうの城」で有名な和田竜氏の小説「村上海賊の娘」が漫画化されます

tvcrew

僕は映画「のぼうの城」が非常に面白く、和田竜氏に関心を持ちました。「のぼうの城」の原作を読みましたが、スピーディーに物語が展開され、アッという間に読了しました。

その和田竜氏の「村上海賊の娘」が漫画化されることになり、今から待ち遠しいです。8月10日(月曜日)に発売される週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて連載が始まるそうです。漫画化するのは、「マガツクニ風土記」の吉田史朗です。吉田史朗氏は伝奇を得意とする漫画家のようです。どのように「村上海賊の娘」を解釈し、漫画化するのか楽しみです。

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和田竜とは?

和田竜氏と言えば、どうしても「のぼうの城」のイメージが強いです。もともと「のぼうの城」はオリジナル脚本として書かれ、城戸賞を受賞した作品でした。そのときの作品名は「忍ぶの城」です。小説化にあたって「のぼうの城」と改題されました。1969年に大阪府に生まれています。

今まで「のぼうの城」「忍びの国」「小太郎の左腕」「村上海賊の娘」の4作品を上梓しています。いずれも歴史小説というよりは、歴史を舞台にしたエンターテイメントといった感じがします。そのため映画化や漫画化に相応しいのだと思います。

よく歴史小説や歴史漫画で歴史を勉強しようとされる人がいます。しかし、和田竜氏の作品ほど勉強に役に立たない作品はないでしょう。なぜなら、歴史はあくまでも題材であり、彼が本当に描きたいのは人間の生き様だからです。

映画「のぼうの城」

映画「のぼうの城」では、狂言師の野村萬斎の演技が際立っていました。野村萬斎以外にも有名な俳優や芸人が出演して物語を盛り上げていましたが、彼の演技は画面から飛び出してくるのかと思うほどリアリティがありました。

ただ、このリアリティは「本当っぽい」という意味ではありません。存在感があると言いますか、映画の画面は平面なのに野村萬斎の演技は立体なのです。

野村萬斎の活躍は狂言だけにとどまらず、現代劇やテレビ、映画などいろいろなジャンルに拡がっています。野村萬斎の狂言を1度だけ観に行きましたが、彼の声には艶があり、動きはきびきびとしていました。正直、話の内容はパンフレットで読んだ知識しかなかったのですが、非日常の舞台空間となっていて、充分楽しめるものでした。

「村上海賊の娘」漫画化への期待

和田竜氏の「村上海賊の娘」はどのような漫画作品となって復活するのでしょうか?

もともとが上質のエンターテイメントですから、それをうまく利用して、小気味よい冒険活劇に仕上げてほしいものです。コンテンツビジネスとして充分成功している和田氏の作品群ですが、さらに多くの人を楽しませてくれるように関係者の皆様にはご尽力いただきたいです。

そして、「村上海賊の娘」につづく次なる作品も切望しています。

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