医療保険の賢い選び方をわかりやすく簡単に説明します

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今、大手の保険会社は医療保険のCMをたくさん流しています。保険会社にとって、医療保険はドル箱なんですね。

なぜなら、死亡保険は必ず人は死ぬので保険金を支払う必要がありますが、医療保険の場合、医療保険を使わない人がたくさんいて、保険金を一切支払わなくて良いケースが多々あるのです。

保険会社にとってみれば、保険料はちゃんと支払うが、保険金は一度も受け取らない契約者は、優良なお客様なのです。病気をしない、あるいは手続きが面倒臭くて保険金の請求をしない契約者が増えれば増えるほど保険会社の収益は上がるわけです。(ここで誤解しないでほしいのは、医療保険の手続きはそんなに難しく面倒くさいものではないということです)

そのため保険会社は医療保険の開発・販売に力を入れているのです。今、医療保険の種類は数十種類くらいあります。多すぎるくらいですね。ドル箱ですから、たくさん販売したいのです。

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多く売り出されている医療保険の中からどれを選べばいいのでしょうか?

医療保険選びの大原則は、「小さな病気には小さな保険、大きな病気には大きな保険。そして、できるだけ保険料は少ないほうが良い」という考えです。

小さな病気とは、数日の入院で治療が終わる程度の病気のことです。また、大きな病気とは、手術を伴う長期入院が必要な病気のことです。小さな病気の備えは、入院すると1日5000円程度もらえる保険で充分なのです。

僕は小さな病気への備えは必要ないと考えています。なぜなら、数日で退院できるので、すぐに仕事にも復帰できるし、経済的なダメージはさほどないと考えられるからです。医療保険で大切なのは、大きな病気の備えなのです。

大きな病気への備えといっても、保険で医療費を準備しておきましょうという考えからではありません。

意外に思われるかもしれませんが、医療費の支払いは一般的な会社員であれば(つまり所得があればということです)、そんなに困ることはありません。

なぜなら、医療費の自己負担額には限度があるからです。その限度額以上に支払った医療費は返金されるのです。

また、高額療養費支給見込額の8割相当額を無利子で貸付してくれる「高額医療費貸付制度」というものもあり、僕たちの保険制度は非常に充実した内容となっています。

ですから、僕は小さな病気への備えは民間の医療保険などに加入せずとも、社会保険や国民健康保険で充分だと考えているのです。

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医療保険が必要になるときはどんな時でしょうか?

僕が大きな病気への備えに医療保険を活用しようと考えているのは、医療費への充当目的ではなく、生活費への備えとしてなのです。

医療費は高額医療制度がありますので、そんなに経済的なダメージはないでしょう。

ところが、大きな病気をした場合、長期入院を例にすれば、医療費の心配はなくても生活費の心配はあるでしょう。

その生活費を賄うために医療保険に加入したほうがいいと考えています。

たとえば、40代の会社員がガンを患ったとしましょう。がんと診断されたら100万円もらえる保険に加入していたら、その100万円を当座の生活費に充てることができるわけです。保険というものは、アイデアさえあれば様々な用途に利用できるものです。

医療保険の賢い選び方とは、医療費の充当を目的とするのではなく、病気になった場合の生活費の充当を目的にして選ぶべきものだと考えています。

しっかりと勉強して、失敗のない医療保険の選び方をしたいものです。

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