男と女の恋愛ツールは、時代の変遷とともに変わってきました。公衆電話、ポケベル、PHS、携帯(メール)、スマホ、LINEというように。
40代前半の人なら、10円玉をたくさん握りしめて公衆電話で好きな人に電話をかけていましたよね?
それからポケベルが誕生して、公衆電話に長い列を作って、順番待ちをしていましたよね?
さらにPHSが出るとうれしそうに電話をかけてみたけれど、電波が悪くてよく切れてましたよね?
昔の携帯は本当によく話の途中で切れていました。愛の言葉をささやくこともできずに、プツリと切れてしまいました。
今では、僕たちはメールで何事も話すようになってしまいました。好きっていう告白から、お別れの言葉、そしてプロポーズまで。べつにそれでいいのです。
時代がかわれば、コミュニケーションのツールも当然かわるのですから。
ただ、気を付けなければならないのは、コミュニケーションのツールがかわれば、人と人との関係もかわってくるということを。
今までと同じように関係を築こうと思っても難しいです。まずは、ツールに応じた関係があることを理解し、そのツールをうまく使い倒すことが肝要です。
そのツールとは、メールのことです。
メールを制するものは、関係を制する。ひいては恋愛を制するのです。
誰とでもいいのですが、メール交換しているときに誤解があったり、相手の言っていることがよくわからなかったりしたことはないですか?
そのことで関係がギクシャクしたことはないでしょうか?
メールが原因で相手をイヤになったり、さらには嫌いになったりしたことはないでしょうか?
たかがメールだと侮るなかれ。メールでこれほどまでに人間関係を変化させることができるわけです。逆に言うと、メールさえ気を付けておけば、人間関係を良好な状態のまま保てる可能性も高まるのです。
メールで簡単にデートに誘える黄金のフレーズとは?
そして、そのメールをうまく利用することでデートのお誘いなどもスムーズにいくようになります。
デートのお誘いは、仮の話をメールですることによって、上手くいくことが多いです。
では、例を挙げて説明します。
最近知り合った異性にメールでデートを誘うとします。すでにメールアドレス交換は終わっているので、あとはいかにしてデートに誘うかだけです。
仮の話とは、「仲良くなったら、●●に行きたいねえ」という話をメールですることです。
男「駅前にすごくおいしいケーキ屋さんがあるんだけど、仲良くなったら、行きたいね。ケーキ好き?」
女「ケーキ? 好きだよ。そんなにおいしいの?」
男「今までで食べたケーキの中でいちばんおいしかったよ。紅茶もたくさん種類があって選べるしね」
この男性が言った「仲良くなったら」というフレーズを使用するのです。「仲良くなったら」という仮の話なので、抵抗なくデートに誘えます。実際にはまだ誘っていないのですが、このあとの会話次第で誘うことができます。
女「行ってみたいなあ」
男「じゃ、行こっか」
もし、女性が「行ってみたい」と興味を示したら、即デートに誘うことです。
このとき、女性が誘いに乗らなかったら、そもそもあなたに対する関心がないと判断できるのではないでしょうか?
このデートの誘い方で大切なのは、事前に女性の大好物を確認しておくことです。
ケーキが嫌いな女性には、ケーキをネタにはできませんよね?
ケーキ屋のかわりにパンケーキのお店でもいいのです。相手が話に乗ってきそうなお店なら、どこだっていいわけです。
このように女性が思わず行きたくなるように、事前に調査して話を組み立てる必要があるのです。
ちなみに、男性が女性を誘うということを前提に書きましたが、男女が逆でもこのフレーズは有効に使えるでしょう。
一度、騙されたと思って試してみてはいかがでしょうか?